創業時より続くこだわりと手間を惜しまない製法

曽我めんでは創業の昭和21年より、富士山の恵みでもある綺麗な伏流水を使用しております。
小麦本来の甘みを生かす製法を独自に考え、「常に美味しい麺を追求し続ける」という信念のもと、手間を惜しまず製造しております。

-小麦と水と、富士山と- 曽我めんの3つのこだわり

粉へのこだわり

曽我めんでは、独自配合の小麦粉を使用しています。
小麦粉は、産地や栽培条件によって性格が変わります。個性が強く扱いが難しい分、素材としての面白みがあります。
思い通りの結果を得るために、選び抜いた数種類の小麦粉をそのときどきに応じて使い分けます。
およそ七十年を数える曽我めんの歴史は粉との真剣勝負の歴史といっても過言ではありません。
粉とひたすら向き合うことで曽我めん独自の麺の味わいを引きだしています。

粉へのこだわり

水へのこだわり

水へのこだわり すべての麺は、富士山の地下深層水を
使用して加工されます。

富士山の表面積はおよそ900平方キロメートル。
年間25億トンもの降水量を誇り、そのうち約75%が地下水として蓄えられるそうです。
地下に染みこんだ水は地下層をくぐるにつれて浄化され、ミネラルが添加されて日本でも有数の美味しい水になります。
曽我めんはこうした豊富な水資源に恵まれて製麺所内には絶えず地下から汲みあげた富士山の清水が流れています。
美味しい水が、美味しい麺の製造を助けているわけです。

製麺へのこだわり

製麺の技術は、失敗と挑戦の経験の蓄積です。
粉は環境の影響を受けやすいデリケートな食品ですので商品の品質を維持するためにはそのときどきの粉の具合を見極め、細かな調整をする必要があります。
そこで製麺所で働く研鑽を積んだ職人たちの勘どころが生きてきます。
発足当初より蓄積してきた製麺の技術を今に伝え、手作業と「人の感覚」を大切にして製麺しています。

製麺へのこだわり 一般的なやきそばは蒸したあと麺を茹でますが、富士宮やきそばは茹でずに油でコーティングします。これにより、特徴的な硬い麺に仕上がります。蒸したばかりの麺はくっつきやすく扱いづらいですが、手作業で丁寧にほぐしながら地道にこつこつ製造しています。弊社は独自の製造工程を取り入れているため大量生産できませんが、量より質にこだわって製麺しています。